RAROTONGA(Cook Islands)

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この島へ行くことになったキッカケはイースター島へ行く前、日本から送ってもらったタヒチの”歩き方”である。
タヒチ編後半の1/6程のスペースに付録のような感じでクック諸島とあった。
イースター島へのチケット購入の際、オークランド〜タヒチ〜イースター島〜タヒチ〜ラロトンガ〜オークランド
というルートを聞いてみたが、タヒチ〜ラロ〜オークランド路線がマイナーで安くならないとの返事。
仕方なく断念した。

NZのワーホリも終盤、帰国まで1ヶ月ほどを残すのみとなったある日、オークランド市内を歩いている時のこと。
格安航空券を扱う店先に置かれたボードに”RAROTONGA”の文字。
往復運賃と7泊分の宿泊代コミでNZ$800を切っていた。(当時のレートは約\70)
とりあえず資料や延泊分の値段などを聞いてユースホステルへ戻り検討。
ふと、スキューバ・ダイビングでもしてみたいな、と思い立ち翌日予約に向った。

オークランドからラロトンガまでは空路約4時間。
一番メジャーな行き方はNZから。他にタヒチ(週2便、所要1時間半)、ホノルル(週1、6時間)、
フィジー(週1、3時間半)からの空路がある。キャリアは全てニュージーランド航空。

サウスパシフィック・エアパス:現在、オークランド発で南太平洋の島々へ行く手頃なチケットもあるようだ。
(日本出発前に要購入)

・ラロトンガ(正式名:クック諸島) ニュージーランド自治(信託統治)領。(国連の信託、NZの統治)
・諸島の総面積:240ku。ラロトンガ島は67ku、1周約32km。
・日本との時差:-19時間 サマータイムは+30分
・通貨はNZ$とC$(クックアイランズ・ドル)。コインと$3札のみC$。それ以外の紙幣はNZ$。
 ラロトンガ$3札 1 その2  
・31日以内の滞在ならビザ不要。現地にて最長3ヶ月延長可能。('98当時)
・首都はラロトンガ島アヴァルア。諸島は15の島から構成されている。
・人口:諸島全体で約2万人。うち約50%がラロトンガ在住。クック諸島マオリ族91%、混血ポリネシアン4% 。
 ラロトンガ約7000人。
・言語は英語、マオリ語。キリスト教徒97.8% 。
・レンタカー等を運転の際は国際免許が通用しないので、現地のものに書き換えが必要。
警察署で可能。手数料$10(当時)、署内で撮影後30分程で交付される。撮影時”スマイル”と言われるので
素直に笑おう。書類申請の際住所欄があるが、ホテルの住所でOK。 ラロトンガ免許証  

・宿泊施設:リゾートホテル、格安ホテル(ゲストハウス)など。購入したチケットとセットになっていたホテルは
クラブ・ラロというリゾートホテル。通常NZ$165(トリプル)がNZ$36(1泊)。
1人で泊まるにはあまりにも広かった。深夜でも28℃&多湿度でファンのみ(ノーエアコン)は少し辛かった。
宿泊施設の詳細は下記クックアイランドのサイトで。
リゾートホテルの場合は基本的に空港からホテルまで送迎付。その他はクックス・アイランド・バスを
利用することになる。タクシーもある。

特産物:黒真珠、ノニ(フルーツ・ハーブ)、コプラ(copra ココヤシの果肉。ヤシ油の原料)、
コーヒー、パパイヤなど。

ホテルの部屋にチェックイン後、しばしの休憩を取って街へ。地図を見ると街の中心まで約2kmといった
感じだったので歩くことにする。湿気の多い、いかにも熱帯といった風が全身を包み5分もしないうちに
汗だくになる。しばらくして後方からクラクションを鳴らされた。トヨタのピックアップトラックが前方に止まる。
無視して通り過ぎようとすると運転手が話しかけてきた。白髪でメガネをかけた老人であった。
やさしい目が印象的だった。”どこから来た?”、”日本”、”どこへ行くんだ?”、”街へ”、
”乗ってけ”、”サンキュー”。
車だと5分足らずの距離だが、エアコンの効いた車内は快適だった。
老人は僕と同じ飛行機で島に戻ってきたらしい。2人の子供がウェリントンに移住しており、
会いにいったのだとか。島には何もないので若者の流出が止まらないと嘆く老人の目が
とても悲しそうであった。

警察署の前で降ろしてもらい、そのまま免許の交付手続きに向かった。
出来上がるまでの間、近所をぶらつく。
街と言っても商店街ほどの規模すらない。警察の隣にFood Landというスーパーがあり、覗く。
中へ入ると何ともいえない熱気、風通しが悪い。品物が傷むのではないかと心配になるほどだった。
さすがにチョコレートは冷蔵庫の中に陳列されていた。品揃えは結構豊富で、ほとんどがNZの商品。
ホノルル、タヒチ経由便があるせいか、アメリカ、フランスの商品も並ぶ。
店内で先ほどの老人と再会。”これからどこか行くのか?”、”ダイビングの予約へ”、”乗ってくか?”、
”いや、これからバイクをレンタルする”、”それじゃ、またな”。老人は去っていった。
警察へ戻ると誰もいない。テーブルの上に観光客の申請した免許が並ぶ。呼んでも反応がないので
イスに座って待つこと5分。奥から出てきた警官が一言、”You can pick it up.”。
手渡しするでもなく。写真を見て自分の免許を探す。他の写真が皆”笑顔”だったことは言うまでもない。

バイクをレンタルして”Cook Island Divers”へ。月曜深夜に到着、この日は火曜日。
運良くライセンス取得コースは水曜スタートだった。(土曜の午前中まで4日間コース)。
教材、授業とも英語のみ。NZ$499。ウェットスーツはなく、Tシャツ&海パンでのダイブ。
水曜日は午前中学科。午後ビーチエントリー1本。木曜午前ビーチエントリー1本、学科後昼食。
午後ボートダイブ2本。金曜午前学科&筆記テスト。午後ボートダイブ2本。土曜午前ボートダイブ1本で修了。
プール講習ナシ。(プール自体がなかった。現在はアリ。)
インストラクターはNZ出身で前年までトンガにいたニック。首から5円玉を下げていた。
日本のファームで働いたことがあるらしい。日本語は喋れなかった。生徒は僕と2人のアメリカ人。  Photo


主な目的はダイビングであったが、1日中ではないので買い物や観光の足とするため50ccバイクを
レンタルした。ヤマハの新品であった。1日NZ$25、週NZ$95(税別)。
延泊して9日間の滞在だったので到着翌日から1週間借りる。
島の周回道路は小さな陥没箇所は幾つもあるが、完全に舗装されており内陸部へ入らない限り
4WDも必要ない。天気も日に数度、熱帯特有のスコールがある程度なので2輪で十分である。
ヘルメットは着用しなくて良い。 何日目だったか、バイクで走っていると前方から悲鳴。数10m先の様子がおかしい。ガスっている。
数秒後そのガスの中へ。スコールであった。滝のような物凄さ。ノーヘルでの走行はもはや不可能。
バイクを止め、近くの軒下へ。およそ30分の雨宿りとなった。

(つづく)

ラロトンガ・リンク

 ラロトンガのダイブショップです。

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クック諸島観光局公式ウェブサイト (英語)

Cook Islands Business & Tourism Page クック諸島観光サイト(英語)

The Cook Islands, the best kept secret in the Pacific Ocean (英語)

Cook Islands News Online クック諸島日刊紙(毎週水曜更新)(英語)

ノニ屋どっとこむ クック諸島産ノニジュース通販

Jasons Cook Islands Travel Guide Jasonsクック諸島観光ガイドサイト。(英語)




     

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