グラウンド・ゼロ



NYのテロから1年がたった。

WTCが崩落した跡地を”グラウンド・ゼロ”と呼んでいる。

グラウンド・ゼロとは(核攻撃された)”爆心地”という意味である。

広島、長崎の世界で唯一の爆心地を表す言葉を、NYのテロ現場に使うのは不謹慎である。
広島では約25万人、長崎では約12万人が亡くなった。
命の重さに変わりはないと思うが、あまりにも規模や意味が違いすぎる。
(勇敢だった消防士や警察官には敬意を表し、ご冥福を祈る)
もっと相応しい名前を考えてほしいものだ。

日本人も日本のマスコミも強く抗議すべきであると思う。

何かにつけ、世界で唯一核を使った国というイメージを払拭したいのはわかる。
願わくば、イラクに化学兵器を使わせ、イスラエルに核を使わせることで、
”世界で唯一”の汚名を軽減させたいのだろうか?

真珠湾での犠牲者数が約2400人だから、”グラウンド・パールハーバー”の方が
よほど似つかわしい。”Hypocenter”という単語もある。

いつまでたっても”Noと言えない日本”は続く。

(余談)ハイジャックしたテロリストはほとんどがサウジアラビア国籍であった。アフガン人はいなかった。
しかし、アフガニスタンが大規模な空爆を受けた。よく考えると不思議な話である。
タリバンやアルカイダが支援していたにせよ、サウジに全く攻撃しなというのは理解しがたい。
タリバンを構成していたのはサウジ人とイエメン人である。

まあ、テロ実行犯に仮に”日本赤軍”のメンバーがいて、日本が空爆されるということはないと思うが。
旧ソビエトがアフガンに侵攻した際、アフガンに武器を供与したのはアメリカだから、意外にあり得ないことも
ないかもしれない。練馬と市谷の駐屯地のほぼ中間にある我が家が誤爆の”対象”にされてはたまらない。

今日のニュースで知ったのだが、WTCの残骸の鉄骨は既に中国へ輸出されたそうだ。
航空機事故の際、残骸は結構長期間保存されているようだが。
証拠隠滅?

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