震災時


1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災。まだまだ記憶に新しい。
避難所生活の模様が連日テレビに映し出された。

その時に感じたこと。

避難所には石油ストーブ、毛布、ミネラルウォーター、炊き出しのおにぎり・・・
ストーブがあっても体育館では寒いだろうな。でも、もし発生が夏だったら?

ストーブはもちろんいらない。でも簡易型クーラーや扇風機、団扇なんて備蓄されてないよな?
毛布、夏にはなあ。おにぎり、菓子パンって炎天下、冷蔵庫もないしどれくらい保存がきくのかな?
炊き出し時の衛生管理は?食中毒もおきるだろうし、水が出なければトイレもハンパではないだろう。
ハエが大発生するだろうな。シャワーも浴びられないし、しかもその時点で水不足だったら?
蚊も発生するだろうし、それによって伝染病もあっという間に広がったり。
熱帯夜で寝不足、シャワーもなくアセモで痒い。中には気がフレる人も出てくるだろうし。
ちょっとしたことで殺人に至るご時世、放火やら略奪やら・・・。

素人の僕でさえ想像したらキリのないほど季節によって震災後の対応は変わってくることは
間違いないと思う。果たして行政側はどこまで想定しているのだろうか?

最低限、手を洗うための消毒液、タオルケット、水のいらない簡易型トイレくらいは
夏用に準備しておいた方が良いと思う。
決して贅沢ではなく、2次的災害を未然に防ぐために。

先日、運転免許の更新をした。”交通の教則”という冊子をもらった。
地震の際運転中だったら、出来るだけ道路以外の場所に移動、路駐の際は、
道路左側に寄せて駐車、エンジンを止め鍵は付けたまま避難すること。

”避難のために車を使用しないこと”
我先にと車で逃げようとして路上にあふれたわがままな群衆。
消防車、救急車、自衛隊車両はその到着を待ちわびている被災者の
元にたどり着けない。あの時車で逃げた人々は、自分たちが何人の助かる命を
奪ったか、おそらく未だに気づいていないのだろう。

教習所に通って免許を取得した者はもう一度、災害時の車の扱いを
確認すべきである。


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