Relation


対イラク戦、石油の為の戦争が秒読み段階に入った。気が早いというか、戦後復興についての話、
次はイラン、北朝鮮などの話題も事欠かない。

以前、アフガン、イラクはパイプライン敷設の為と書いた。

”【ウィーン=高坂哲郎】ソフィアからの報道によると、ルーマニアとブルガリアの両政府は18日、
イラン産天然ガスを両国経由で中・東欧諸国に送る新パイプラインの建設で合意した。
ルーマニアのポペスク工業資源相によると、新パイプラインはイランからトルコを経て、ブルガリア、
ルーマニアを縦断。ハンガリーなどに天然ガスを供給する。 (日本経済新聞 2002/10/19)”

【モスクワ5日時事】ロシア極東のサハリン(樺太)沖で開発が進む天然ガスを朝鮮半島を縦断して
韓国南部の釜山まで運ぶパイプライン建設構想が浮上している。
北朝鮮が米国との対話再開や日本との国交正常化交渉に向けた対外柔軟路線に転換したのを受け、
現実味が増してきたとの見方が強まっている。
同構想は、モスクワで4日まで開催された日本、米国、ロシア、中国、韓国、北朝鮮の6カ国による
官民合同の「北東アジア協力対話(NEACD)」で、朝倉堅五・元三菱総合研究所主席研究員が報告した。
 パイプラインは全長約3200kmで、総工費は約50億ドル(約6000億円)と巨額に上る見通し。
サハリン北東沖の開発鉱区「サハリン1」で数年後に生産が本格化する天然ガスを運ぶ。
想定ルートはサハリン北部ノグリキからロシア本土ラザレフを結び、ハバロフスク、ウラジオストクを経由。
朝鮮半島を縦断して釜山に至る。将来的に海底パイプラインで
九州北部に延伸することも可能だ。サハリン1の開発に参加する米石油大手エクソンモービル社
既にハバロフスク地方などロシア側に同構想を打診。ロシア・イルクーツク近郊から中国経由
天然ガス輸入を検討していた韓国では、ロシアの天然ガス購入のコンソーシアム(企業連合)が
設立されており、サハリンからのパイプライン構想に強い関心を示しているという。
 一方、サハリン沖からは海底に敷設するガスパイプラインを通じて直接日本と結ぶ構想も検討されている。
構想を打ち出している石油資源開発などが出資する日本サハリンパイプライン(本社東京)は8月、
パイプライン建設が「商業的に成立する」との事業化調査結果を発表した。
しかし、国内のパイプラン網が既にできている韓国が販路開拓では優位との見方もあり、
朝鮮半島縦貫パイプライン構想と競合する形になりそうだ。    (世界日報 2002/10/06)”


FoE Japan サハリン石油開発
ユーラシア大陸パイプライン網構想

東京電力はこのサハリンからのパイプラインを東京まで敷設しては?と提案されたものの
”これからも原発メインでいく”との理由で断ったという。
しばらくして原発トラブル隠しが発覚、ご存知のような状況に陥った。
東電内にロシアのスパイがいるのか?潜入されたか?

鈴木宗男もパイプライン構想の邪魔だったのかもしれない。

フランスを代表する石油会社”トタルフィナ・エルフ”(世界第4位)。
カスピ海からイランのペルシャ湾 を結ぶガス・パイプラインの建設を構想しており、
アメリカのイランやロシア を迂回し、カスピ海とトルコを結ぶパイプライン計画と真っ向から対立している。
ドビルパン・フランス外相と石油業界のツナガリは不明。

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