検疫


SARS問題で何かと話題に上る検疫所。

検疫は英語で”Quarantine”という。この言葉はイタリア語が語源である。
そのイタリア語では”40”を意味する。      Quarantina=40日間

飛行機がなく、もっぱら船が交易の中心だった頃、ヨーロッパでは
伝染病の流入を防ぐため、入港する船は港の外で40日間停泊し、
十分に安全を確認してから入港が許可されたことに由来する。

あるインタビューで厚生労働省の官僚が
”SARSの蔓延を防ぐには鎖国しかない”と答えていた。
たまにはまともな事を言える役人がいるもんだ、と感心した。

それにしても、現段階で空港の検疫所へ行って”ひょっとしたら
感染しているかもしれないので隔離して下さい”と申し出ても
何も出来ないそうだ。出来るだけ外部との接触を避けて下さい
とアドバイスされるらしい。
その人は多分、電車やバスを使って帰宅するのだろうが・・・

しかし、なぜアジアで蔓延したのだろうか?
手で食事をする国も多いが、中国では箸を使う。
ファーストフードのように、手も洗わず食器も使わない西洋スタイルの
食文化圏でもっと広がっても良さそうなものだが。

SARSに関しては今の所、生物兵器テロを示す情報はないとされている。
HIVに関してはアメリカの生物細菌兵器研究所が作り、CIAが散布したとも
言われている。

CIAは昨年10月、中国、インド、ロシア、ナイジェリア、エチオピアの5カ国で
エイズ感染者が急増、2010年には7500万人に達するという報告書を出した。
と言っても、”大変だ”ではなく”人口増加が抑制出来る”と思っているのだろう。

”中国のSARS患者の多くは、クラミジアの一種にも感染していることが判明している。
中国の研究者たちは、クラミジアがコロナウイルスといっしょに作用してSARSの症状を
悪化させている可能性について調査している。
クラミジアは、性行為によって感染する病気で、感染が広がっており、
非定型肺炎を引き起こすこともある。”

昨年11月半ばに広東省で300人がSARSに罹患、5人が死亡したという話もある。
(広東省といえば、インフルエンザの変異が起こる場所(発祥地)として有名である)
この事実を中国当局が隠蔽したのが、SARSの感染拡大を招いたとも言われる。

性行為感染症がからんでくると、日本も他人事ではない。
台湾人医師が立ち寄ったホテル、飲食店が公表されているが、
彼は風俗店には行かなかったのだろうか?

関西在住の殿方(及び関西でオイタした殿方)、お気をつけあそばせ。


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