おフランス


”戦争をするのは、平和を創りだすより簡単だから”  -フランス格言-


【ワシントン=大内佐紀】レビット駐米フランス大使は18日、米CNNテレビに出演し、イラクが化学・生物兵器を
使用すれば、米国によるイラク攻撃にフランスも参戦する可能性があることを明らかにした。
大使は「フランスには、そのような状況下で戦うための装備がある」と述べた。 米国務省のバウチャー報道官は
「どんな国にもやってもらうことはある」と述べ、歓迎する意向を示唆した。

現在フランスはコートジボワール(象牙海岸)に平和維持のため2500人の兵士を駐留させている。
内戦のためである。1月には武装勢力と交戦、反乱軍兵士30人死亡、仏軍9人が負傷。
(コートジボワールは世界一のココア輸出国)

【ヨハネスブルク城島徹】西アフリカ・コートジボワールからの報道によると、旧宗主国フランス主導の
和平合意への抗議行動が連日続き、フランス人は国外退避を始めた。一方、紛争各派が参加する
国民和解政府の新首相に指名されたディアラ元首相は訪問先のセネガルで足止め状態で、
内戦終結は予断を許さない情勢だ。和平合意で樹立が決まった国民和解政府は、反政府勢力が支配する
北部出身のディアラ氏が新首相に指名され、主要反政府勢力「コートジボワール愛国運動」が
国防相と内相を獲得。このため、バグボ大統領支持者らが「不利な和平を強いられた」と主張し、
25日からアビジャンで反仏デモを展開、1日には10万人規模の抗議行動となった。  同国に滞在する
約1万6000人のフランス人はチャーター機で退避を始めたが、空港周辺の群集は仏国旗を燃やすなど
激しい反仏感情を示している。また、ディアラ氏は、混乱を避けるため帰国を見合わせている。
[毎日新聞2月2日]


在日フランス大使館HPより

”ジャック・シラク大統領は、2月28日付けの声明で、「フランスはテロ組織網に対する軍事作戦に
アメリカとともに参加するため、中央アジアとインド洋に6,000人を超える兵士を展開している。
アメリカを除くとフランスは、アフガン上空に戦闘機を展開している唯一の国である。これは昨年12月半ば以来、
配備されているものである。フランスの軍事作戦参加は、イギリスに並ぶ規模であり、アメリカの要請に応えて
派遣された中で最大規模のものである」と、述べている。 フランスは昨年12月にマザリシャリフ空港の
安全確保のために、240人の兵士を展開したのに続いて、カブールの国際治安部隊に1個大隊
(兵員500人、車輌100両)を派遣した。
さらに、アフガニスタン周辺にもフランス軍が駐留している。例えば、キルギス共和国のマナス基地には、
ミラージュ2000型戦闘爆撃機6機と給油用C135型輸送機2機が配備されているし、空母機動部隊として
原子力空母「シャルル・ド・ゴール」および支援艦数隻が派遣されている。
艦載機部隊は、シュペール・エタンダール型戦闘機16機、ホークアイ型偵察機2機、ラファール型戦闘機7機で
構成されている。これらに加えて、対機雷戦部隊(掃海艇2隻と支援艦1隻)も派遣されている。
一方、「アナコンダ」作戦においては、フランスは空軍力を投入している。とりわけ装備と運用面における互換性
(インターオペラビリティ)が確保されているため、フランスとアメリカの艦載機がそれぞれの空母に着艦できる
こともあって、フランス軍はアメリカを主体とする連合軍に完全に組み込まれている。
アラン・リシャール国防大臣は、3月7日付けの声明で、フランスが今回の「軍事行動の全般にわたって
参加できる」4、5カ国の一角を占めていると述べている。 最後に、アメリカのジョージ・ブッシュ大統領は、
昨年9月11日の同時多発テロ事件発生から半年後の3月11日、フランスが対テロ軍事作戦の一環として、
海軍兵力の4分の1近くを派遣したことに対して公に敬意を表した。”

戦争好きはアメリカ並みのご様子。


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