【ワシントン＝永田和男】米英とスペインが国連安保理に提出している対イラク武力行使容認の
新決議修正案は、イラクが大量破壊兵器の廃棄を完了しなければならない期限を「３月１７日」と定めているが、
米国務省高官は１０日、「より具体的には米東部時間で１７日が終わる１８日午前０時（日本時間１８日午後２時）
のことである」と語った。 [読売新聞社：2003年03月11日 13時30分]

【ニューヨーク＝勝田誠】米紙ワシントン・ポストは１１日、対イラク武力行使を容認する国連安保理の
新決議案について、ブッシュ米大統領があくまで今週中の採決を求めており、採決から武力行使まで
最長で１週間、「遅くても２１日までの最終期限が検討されている」と報じた。
同紙が伝えた米政府高官の話によると、ブッシュ政権の懸念は、ブレア英首相が対イラク攻撃について
閣内からも反対に直面していること。このため、安保理採決を当初予定していた１１日より延期することまでは
同意したという。しかし、同政権は、延々と協議を続けられないとして、最終期限設定を求めたという。
米英スペイン３国は今月７日に、イラクの大量破壊兵器廃棄の最終期限を１７日とする決議修正案を
安保理に提出していた。　[読売新聞社：2003年03月11日 21時19分]

１６日が満月だが、１８日以降の月出没（バグダット）を見てみる。（日没、月出の順）

２１日　　１８：１６　　２１：５４　（日本時間　２２日０３：５４）
２２日　　１８：１７　　２３：０６
２３日　　１８：１８　　００：１６（２４日）
２４日　　１８：１９　　０１：２１（２５日）

２３日になると、日没から月出まで６時間以上の”闇”が訪れる。
少しずらせば空爆に有利な状況が生まれる。

とりあえず当初の攻撃は開始48時間で３０００発を越えるらしい。
（湾岸戦争時に使われた１０倍のミサイルをわずか２日間で使用する）
これでは闇夜も明るくなるだろう。

様々な情報を出して、イラク側へ情報での混乱をもたらせる意図が見られる。