カテキン


緑茶に多く含まれる「カテキン」が細胞内のDNAを傷つけ、がんを発症させる仕組みを、
三重大学医学部の川西正祐教授(衛生学)のグループが突き止めた。
これまで、カテキンは動脈硬化やがんを引き起こす物質の発生を抑えるなど、
数々の“健康パワー”があることが知られているが、場合によっては負の役割も持っていることが
示された。緑茶ががん発症と関連がありそうなことは、疫学調査や動物実験で指摘されていたが、
人間の細胞内でどう働いているのかは分かっていなかった。研究成果は、名古屋市で開かれている
日本癌(がん)学会で27日発表される。DNAが傷つくと細胞のがん化に結びつくことが知られている。
川西教授らは、人間の細胞に、緑茶に含まれる約40倍の濃度のカテキンを与えると、
通常の状態に比べ1・5―2倍、DNAが傷ついたことを示した。研究グループは
「通常の生活で飲む緑茶の量なら心配はいらないが、大量に摂取したときの影響を、
さらに確かめる必要がある」としている。   [読売新聞:2003年09月26日03時29分]


リノール酸と似たようなものである。Googleで”カテキン”を検索すると53400件ヒットした。
あるある大辞典でもとりあげられ、O−157対策に効果ありなど良い点ばかりが注目された。

コンビニなどでも最近”カテキン”表示の清涼飲料水が多く見られる。
うたい文句は”ダイエット”。花王のヘルシア緑茶は通常の煎茶の約2倍程度の含有量らしい。
まあ、普通の食生活をしていれば問題はなさそうだ。

花王は狙われているのだろうか?エコナクッキングオイルにはトランス型脂肪酸が
3.5〜5%含まれていると指摘されたり。
エコナシリーズで厚生労働省許可特定保健用食品なのはクッキングオイルだけである。
ヘルシア緑茶も特定保健用食品である。
薬害エイズ問題でもわかるように、厚生労働省許可には疑問を禁じえない。

やはり”天然物が一番”のようだ。

カテキンでガンのリスクさがらず。

(余談)ベータカロテンには食道癌を抑える効果があるらしいが、
肺癌患者に投与したら逆に悪化したそうだ。
愛煙家の方はにんじん、ほうれんそう、かぼちゃを減らしてみては?


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