イスラエル・パレスチナ問題



アメリカのパウエル国務長官の仲介も功を奏さず、先の見えないこの問題。(2002.4.24)

たびたびニュースに出てくる”ヨルダン川西岸”、”東エルサレム”、”ガザ”などは
あくまでイスラエルの”占領地”である。先祖代々パレスチナ・アラブ人に受け継がれて来た
土地なのだが、ユダヤ人曰く、”それらの土地は神がユダヤ民族に与えた土地なのだから出て行け”と。
シャロン首相のように”パレスチナの土地は存在する、但しそれはヨルダン川の東側だ”
と訳のわからないことを言う。(ヨルダン川の東側はヨルダンである)
彼らの根底にある”選民思想”がそう言わせるのだろう。

選民思想というと旧約聖書と考える人がほとんどではないだろうか。
”あなたの神、主は地の面にいるすべての民の中からあなたを選び、ご自分の民とされた。
主が心引かれてあなたたちを選ばれたのは、あなたたちが他のどの民よりも数が多かったからではない。
あなたたちはどの民よりも貧弱であった。・・・・・・・・”(旧約聖書・申命記7ー6ー8)

しかし、これは”バビロン捕囚”以前の話である。

”タルムード”をご存知だろうか?バビロニアの宗教から生まれたとされている。
(詳しい内容は検索エンジンでいくつかヒットすると思いますのでそちらを)
タルムードはヘブライ語で”教訓”という意味である。
この中に書かれている事を読めば、今のイスラエルの問題の本質が見えてくる。
以下抜粋。
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・ユダヤ人は人であるが、異教徒は人ではない。
・異教徒の種は、動物の種と同じ価値である。
・犬は異教徒より優れるものなり。
・”汝殺すなかれ”はユダヤ人を殺すなということだ。異教徒はユダヤ人ではない。
・異教徒は動物であるから、その子供達は法律上私生児である。
・たとえ意図的であっても、異教徒を殺してもそれは無罪である。
・イスラエルの行為は正しい、しかし異教徒は罪を犯すことしか出来ない。
・キリスト教徒は異教徒である。
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などなど。タルムードの教えで成功する云々系の教養本もあるようだが
当たり障りのない部分のみで、言ってみれば教科書には源氏物語の一部分しか
取り上げないのと同じようなことだろう。

シドニーにワーホリで滞在していた頃、ひとりのユダヤ人女性と知り合った。
英語、日本語、ヘブライ語の堪能な彼女から色々な話を聞いた。
その時初めてタルムードという言葉を知った。彼女はシオニストも嫌いだと。
ユダヤ原理主義者にとってはタルムードが経典であるとも言っていた。

この考え方を踏まえて、現在のパレスチナ問題を見るとそう簡単にはおさまらない事は
容易に察しがつく。異教徒が仲介したところで解決するわけがない。
異教徒(獣)が”人”に対して自爆テロを敢行しているのだから、当然反撃するわけだ。
外国人取材陣に対しても発砲する始末。(当然?)
仲介国の武器でパレスチナ人を殺しているのだから、ちゃんちゃらおかしい。
ハンターは熊を撃ってもいいが、熊が人を襲ったら射殺される・・・てなとこだろうか?
禁猟期間と禁猟区でも作った方が早いかもしれない。

広島、長崎に投下された原爆を計画、立案、製造したのもユダヤ人。タルムード、恐るべし。
(当初の予定では寺院が多数林立する”異教徒”の街、京都が投下目標だったらしい)

直接関係はないが、オスロ合意で有名になったノルウェーの故ホルスト外相。
若くして心臓発作で亡くなられた。心臓発作というのはよく”暗殺”の手口で使われる。
一服盛られたのではないかと、ずっと気になっている。ラビン首相が暗殺されたように
和平を望んでいない輩はたくさんいるのだ。
特に武器、弾薬を製作、販売して飯を食らっている連中にとっては”平和=死”なのである。
アフガンであれだけ爆弾投下したんだから、今頃は追加発注でウハウハなんだろうな?

余談ではあるが、ヒトラーがユダヤ人を虐殺したキッカケのひとつもタルムードだと言われている。



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