イラン情勢


【テヘラン=久保哲也】イランの首都テヘランで続く反政府デモは15日夜から16日未明にかけて行われ、
6夜連続となった。英BBC放送は、参加者の規模を数千人と伝えた。デモには、学生だけでなく、
中高年を含む広範な市民層が加わっており、依然収束のめどは立っておらず、深刻な政治問題化している。
連夜のデモは、当局の許可を得ない違法のものではあるが、街頭にでる参加者に加え、家族連れの
中高年層も車で集会場所近くを訪れ、クラションを鳴らして、デモへの賛同を示している。
このため当局の取り締まりは日を追って暴力的になっており、警官隊は数日前から、学生寮から大学に通じる
通りの封鎖を拡大し、デモを未然に封じ込めようとしているが、効果は現れていない。
[読売新聞社:2003年06月16日 21時06分]

[テヘラン 16日 ロイター]イラン外務省は16日、内政干渉を行ったとして、米国に対し公式に抗議したことを
明らかにした。6夜目を迎えた民主化要求デモに、米国政府が支持の立場を表明したことを受けた措置。
イラン外務省の報道官は、スイス大使館を通じて公式文書を送付し、米国の反応に抗議したと発表。
「米国の発言はイランへの露骨な内政交渉だ」と非難した。   [ロイター:2003年06月16日 22時43分]


イランはパレスチナのハマスを援助している。米軍がシリアを攻撃しなかったので、イラクに駐留している
間に少しでも”敵国”の戦力を削ぐためにモサドが動いているものと思われる。

パーレビの時のようにあっさりとはいかないだろうが、日本は原油輸入の12%をイランに頼っており
目が離せない。

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