デュポン


ナイロン、テフロンと言えば誰でも知っている素材。デュポンの製品である。
アウトドア・ウェアに使われる”ダクロン”、そして地球温暖化で一躍有名になった”フロン”(フレオン)も
デュポン社が開発した。(最盛期のフロンの売り上げは年間1000億円以上)

1995年、特定フロンが禁止され登場した代替フロン。その一部の特許を持っているのも
これまたデュポン社。しかし、代替フロンにも温暖化促進が認められるものがある。

アメリカ環境保護局とアメリカ空軍の合同実験で、HFC−134a(代替フロンの1つ)が
呼吸器系に知覚麻痺を起こすことが明らかになっている。(1997年)
もちろんデュポンは無視、安全性を強調。

エドガー・ブロンフマン・シニア:世界ユダヤ人会議(WJC)会長。ユダヤ名誉毀損防止連盟(ADL)最高幹部。
1960年、デュポン社の最大株主となる。CFRメンバー。
息子のエドガー・ブロンフマン・Jr:カナダのシーグラム・ウィスキー元CEO。ユダヤ系カナダ人。
シニアの父、サム・ブロンフマンは禁酒法時代、カナダで酒の密売をして財をなした。
2000年、フランスのビベンディ社がシーグラムを買収。Jrはビベンディ・ユニバーサル副会長となったが
2002年辞任。

ビベンディ・ユニバーサル:ユニバーサル映画などが有名。何かと不祥事続きのUSJも傘下。

遺伝子組み換え種子の世界シェア
デュポン(3%)、モンサント(43%)、シンジェンタ(45%)、アベンティス(9%)の4社でほぼ100%のシェア。
2000年12月、日本の厚生労働省の食品審査でデュポン社の開発した高オレイン酸大豆が認可された。

また、イラクで問題になった生物化学兵器の開発にもデュポンがかかわっているとかいないとか。

フッ素もデュポンが大量に生産しているが、この”フッ素”は核兵器に大量に必要とされる。
テフロンは原爆開発用耐酸性材料として開発された。”反戦運動”の項で触れた”民生転用(スピンオフ)”である。
もちろんプルトニウムも生産している。

なにより、様々な兵器に使われる”火薬”を生産しているのが”軍需産業”デュポン社である。

ルーズベルト大統領の息子ルーズベルトJrのエセル夫人は、旧姓”デュポン”。
父はユージン・デュポン。通称”死の商人”

ルーズベルト、デュポン、太平洋戦争、マンハッタン計画、原爆、冷戦、核軍拡・・・

フランス貴族だったピエール・サミュエル・デュポンがフランス革命(1789〜99)の際アメリカに亡命、
1802年、デラウェア州ウィルミントンに火薬工場を作ったのが始まり。
南北戦争(1861〜65)では兵器を売って利益をあげ、”死の商人”と恐れられた。
第1次大戦(1914〜18)で成長した。
1942年、プルトニウム計画を受託。1945年8月広島に原爆が投下された。
1950年、米国原子力委員会、デュポン社と水爆製造工場建設契約を締結。
モルガン財閥系。

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