原発内部（シュラウド）の亀裂を隠蔽し、何食わぬ顔でエネルギー供給の１６％を
原子力に頼っていると宣伝している。もちろん頼んだ覚えはない。

ここのところ、有名（一流？）企業の不祥事隠しが横行している。
食品製造をメインにしている企業に対しては、消費者が不買運動を行うことにより
制裁を加えられ、廃業に追い込むことが可能である。
しかし、今回のような電力各社の不祥事に対してはそうはいかない。
東京電力に制裁を加えようにも、電力消費を止めるわけにはいかない。
東京電力が嫌だから九州電力から送電してもらうということもできない。

電力会社の不祥事に対して消費者はなんら制裁措置が取れないところに
隠蔽体質が根付いてしまった原因があるように思える。


どんな大事故が起きても電力会社の幹部が頭をさげて、詫びをいれ顧問に就任する、
人的リサイクルだけは順調にすすむ。