カウントダウン


[ヒューストン 6日 ロイター]  米国防総省筋は6日、イラクの油田の消火を監督する業者に、
米油田サービス会社ハリバートン”HAL.N”傘下のケロッグ・ブラウン・アンド・ルート(KBR)が選定されたことを
明らかにした。米国の対イラク開戦後を想定したもの、という。 ハリバートンは、米軍の兵たん業務を幅広く
サポートしており、KBRは今回の選定業者の最有力候補との見方が大勢となっていた。
チェイニー副大統領は、1995年から2000年にかけて、ハリバートンの最高経営責任者を務めていた。
[ロイター:2003年03月07日 12時22分]

【ロンドン共同】7日付の英紙デーリー・テレグラフは、イラクへの武力行使の準備として、数千人の米軍部隊が
サウジアラビアに集結していると報じた。サウジは米軍に出撃拠点を提供しないのが公式の方針だが、
戦争の早期終結のため米軍に協力することを決めたという。   [共同通信社:2003年03月07日 13時43分]

【テヘラン7日共同】ルベルス国連難民高等弁務官は6日、訪問先のテヘランで記者会見し、イラク攻撃で
周辺諸国への流出が予想される難民保護のための資金が不足していると訴えた。高等弁務官によると、
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は難民保護のための資金として6000万ドル(約70億2000万円)の
支援を各国政府に求めたが、これまでに集まった資金は2000万ドルに達していないという。
高等弁務官は、イラクの隣国イランには、イラク南部のイスラム教シーア派住民を中心に約25万人が
流出するとの見通しを示した。イランと協力し、国境周辺の計10カ所にキャンプを設営する計画。
また、イラク北部のクルド人自治区からイランへの難民流出は少ないとの予測を示した。

【カイロ=秦野るり子】イラクから外国人の脱出が相次いでいる。6日には、ロシア人約600人が露政府の
特別機でバグダッドを後にした。人道支援に携わる国連スタッフも14日までに大半が退去するという。
バグダッドからの報道を総合すると、対イラク武力行使を容認する新決議案を米英と共に提案したスペインは
2月末に早々と大使館を閉鎖。また、トルコも米軍の駐留容認決議が先週、国会で否決される以前に
大使館員を引き揚げた。国交のない米国に代わって大使館業務を代行しているポーランドも外交官は
もはやイラクにはいないという。ロシアと同様に武力行使に反対している中国も大使館員は脱出済みだ。
国連の査察官に関しては、国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)のブリクス委員長が、
脱出計画は立案済みで、「障害がなければ48時間以内」に全員がイラクから退去できることを明らかにしている。
「人間の盾」としてイラク入りした人々については本国政府の出国呼びかけに応じたり、イラク政府の姿勢に
落胆したり、などの理由で退去する人が増えているが、一方で、新たに入国するグループもいる。
(読売新聞社)

[クウェート 7日 ロイター] 英軍関係者によると、英国軍はイラクを攻撃する用意ができているという。
クウェート駐留部隊を訪問した関係者が、記者団に語ったもの。現在、補給物資積載の輸送船2隻の到着を
待っているところだが、英軍部隊の準備は1週間内で完全に整う見通しだという。
同関係者は、4―5日で理想な状態となると述べたが、今日出撃しても問題はないとしている。
同関係者はまた、必要な設備が不足しているため、英兵士らの士気が低下しているとの一部報道を否定した。

【クウェート=貞広貴志】国連イラク・クウェート監視団(UNIKOM)は7日、両国の国境を隔てる
高電圧フェンスなどが、7か所にわたり破壊されたことを明らかにした。5、6の両日、車で乗り付けた私服の
グループが3重に設置されたフェンスに数メートル幅のすき間をあけたもので、うち数人はUNIKOMの調べに
対し、米海兵隊員と名乗ったという。
湾岸戦争後、全長217キロの国境は15キロ幅の非武装地帯に指定されている。
クウェート政府は自国側にフェンスや土塁を築いてイラク軍などの侵入を防いでいるが、米英軍などによる
武力行使の際は障壁になるとの指摘もあった。海兵隊による破壊工作が事実とすれば、
侵攻作戦準備の一環と見られる。   (読売新聞社)

WFP(国連世界食糧計画)はヨルダンにトルコやパキスタンからイラク難民用の米2700トンを輸送したとか。
WFPは”100万人”の難民発生を想定している。

安保理決議が何の意味も持たないことは明白だ。

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送