バリ再び


【ジャカルタ=黒瀬悦成】インドネシア東部の国際的観光地バリ島で1日午後8時(日本時間同9時)ごろ、
二つの地区でほぼ同時に爆発があった。  AP通信は病院関係者の話として、死者は少なくとも22人、
負傷者は約50人で、死者の中には複数の外国人が含まれている、と伝えた。国家警察報道官は、
「死者のなかにカワサキ・アイコという日本人がいる」と記者団に述べた。在ジャカルタ日本大使館は確認を急いでいる。
ユドヨノ大統領は、「明らかにテロリストの犯行だ」と非難した。  爆発があったのは、欧米などからの観光客が多い繁華街の
クタ地区と海岸沿いのジンバラン地区。ロイター通信によると、ジンバラン地区の高級ホテル前などで2回、
クタ地区のレストランなどで2回の爆発があった。AP通信によれば、クタ地区では少なくとも死者11人、負傷者38人で、
負傷者のなかにはオーストラリア人8人、米国人2人が含まれている。また、ジンバラン地区では死者11人、負傷者12人となっている。
オーストラリアのダウナー外相は、AFP通信に対し、少なくともオーストラリア人1人が死亡、3人が負傷したと語った。  
犯行声明などはこれまでのところ出ておらず、犯人像などは不明だ。
しかし、クタ地区では、2002年10月にも東南アジアのテロ組織で国際テロ組織アル・カーイダとの関係が指摘される
ジェマア・イスラミア(JI)による爆弾テロがあり、日本人2人、オーストラリア人88人を含む202人が死亡している。
さらに、ジャカルタでは03年8月に米国系高級ホテルを、04年9月にはオーストラリア大使館を標的とした爆弾テロが起きている。
捜査当局は、今回のテロも同組織の犯行によるものとの見方を強めている。  治安当局によれば、一連のテロの主犯格とされる
マレーシア人幹部アズハリ容疑者らは依然、国内に潜伏中で、ユドヨノ大統領は治安当局に警戒を強化するよう指示していた。
同大統領は1日、「これまでもテロ攻撃に関する警告は受けていた」と認めている。  
大統領報道官によれば、同大統領は2日朝、現地に向かう。   [読売新聞:2005年10月02日01時46分]


またバリでテロが起きた。まずは犠牲になられた方々のご冥福をお祈りします。

現地の友人からのメールによると現場は

クタ:Rajas(ラジャス)の店内(クタ・スクウェア)

ジンバラン:フォーシーズンズ 、 イカンバカール・フードセンター

ラジャスは1回目の滞在時、何度も利用した店である。やたら日本に詳しい、そしてアツカマシイ店員(トンペイという日本名
のニックネームを持つ中年オヤジ)がおり、日本人女性を連れている時は格好のターゲットになってしまう。(独りの時は絶対に来ない)
クタ・スクウェアはブランドショップが多く、ヤクの売人、航空会社から払い下げられた機内の新聞を売る青年などもいて
外国人が常に歩いている観光スポットである。

ジンバランのイカンバカールは”バリの夕陽”の項目で夕陽を撮影した場所である。
ビーチ沿いに多数のシーフード屋台が立ち並ぶ、これまた外国人観光客が多いエリア。

ちゃりん堂からは離れているが、これで撤退は決定的になった・・・

国民の9割以上がイスラム教徒の国に対して”イスラム掃討作戦”は不可能に近い。
アメリカは次の”対イラン”の方が重要で、かつカトリーナ復興を優先しなければならず、その余裕はない。

オーストラリアがどう動くかが注目される。


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