敦盛(あつもり)


思えば此の世は常の住処にあらず
草の葉におく白露 水に宿る月より猶あやし
金谷に花を詠じ 栄華はさきを立って
無常の風にさそはるる

南楼の月を弄ぶ輩も 月に先だって
有為の雲に隠れり

人間五十年
下天の中をくらぶれば
夢幻のごとくなり
一度生を受け
滅せぬ者のあるべきか 滅せぬ者のあるべきか

人間五十年
下天の中をくらぶれば
夢幻のごとくなり
一度生を受け
滅せぬ者のあるべきか 滅せぬ者のあるべきか


 幸若舞 ”敦盛” 


独り言ではないが、ふと気になったので掲載した。

”ゾウの時間 ネズミの時間”(中公新書)の著者、本川達雄氏によると哺乳類の心臓は一生の間に15億回打つ
計算になるという。この考え方で人間の寿命を計算すると、26.3年だそうだ。
(縄文人の寿命は31歳という推測値があるらしい)
(ゾウは70年、ネズミは2〜3年で15億回)

”人生80年”は生きすぎではないか?40年位がいいのか?

40歳前後で突然、心筋梗塞などで他界する人がいる。”早すぎる”、”惜しい人を亡くした”などと言うが
案外”寿命なのかもしれない。26歳なら痴呆も生活習慣病も関係ない。

小生は23歳の時、友人をガンで亡くし、それ以来あまり長生きに魅力を感じない。


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