ニュースステーションを始め、世界各国の反戦運動を報道し世論を反戦へ導こうとする
偏向報道が目にあまる。反戦運動の映像を放映しながら記者を従軍させ、スクープを
狙わせているのはなんでだろう？

反戦運動家が涙ながらに”この理不尽な殺人を早く止めろ”と訴えていた。

イラン・イラク戦争における死者４０万人、負傷者５０万人。
その後のイラクによるクルド人虐殺１０万人以上。
マスタードガスにより５０００人のクルド人が虐殺された（２万人説も）
逆らう者、疑わしき者はすぐに粛清するフセイン。
（粛清された人数は１０万人を越えると言われる。娘婿２人も粛清された）

理不尽なのはフセインも同じである。大量破壊兵器の有無は問題ではない。

アフガニスタン空爆の際はこれほど反戦運動が騒がれることはなかった。なんでだろ〜？
”フセインとテロを結びつける確たる証拠も提示せず〜”というが
アフガン空爆前に９１１テロとタリバンを明確に関連付ける証拠は提示されたか？
どこが違うのか？活動するなら全ての戦争に反対すべきである。

フランス大使館前で”コートジボワール内戦反対”と叫びなさい。
トルコ大使館前で”イラク侵攻反対”とわめきなさい。
未だ空爆の続くアフガンで人間の楯になりなさい。
石を投げて抵抗するパレスチナ人に戦車や武装ヘリで応戦するイスラエルに抗議しなさい。
新聞に意見広告を出す金があったら、難民支援に寄付しなさい。
日本人は首相も含めて”その場の雰囲気で”がお好みのようだ。
サッカーワールドカップのように”にわか熱狂”で終わるのだろうか？

インターネットを便利だ、と利用している反戦運動家はこのテクノロジーが軍事技術の
民生転用（スピン・オフ）であることを忘れてはならない。

どうしても参加したいという人は主催者を確認すること。
共産党や左翼の連中がやっているものが多い。

（余談）”月齢２”で触れたように、２１日夜（２０：００）に大規模空爆が敢行された。
テレビの生中継をみていたが、”月出”（２１：５４）の約２０分前に空爆はほぼおさまった。
やはり米軍は”月”を重視しているようだ。
今宵は昨晩より”闇”が長い。どうなりますやら。