モエラキ・ボウルダーズ　　Oamaruの南30km（Dunedinの北78km）の海岸にある。
これと同様のものがさらに南のKatikiとMatakaea (Shag point)にもある。

マオリの伝説によると、これらの石は昔Ngai Tahu（ナイ・タフ：マオリの１部族）の人々がArai te Uru号という
カヌーでTe wai pounamu (green stone)を探す航海中、難破した際の残骸であるという。

座礁したカヌーの残骸がMatakaeaのボウルダーズ、食べ物の入ったバスケットと
Kumara（さつまいものような甘いイモ）の残骸がMoerakiのボウルダーズ。Kumara（クマラ）はマオリの主食。
matakaea=”wandering gaze”　　moeraki=”to sleep by day”

実際は小さな石の周りに数千年かかってミネラル分が付着して固まったモノらしい。
（諸説あり。真珠と同じような形成？）海水で侵食されたものではないようだ。

その他近隣に、灯台、Penguin Sanctuary, Fur Seals, Yellow-eyed penguinsなど見所が多い。